【Grok Bot使ってみた】Bot同士が勝手に議論して記事を作る。AIエージェントの「最初の一歩」にちょうどいい
どうも、毎朝のネタ収集をAIに丸投げしはじめたタケイ(@pcefancom)です。
「AIエージェント」という言葉、最近あちこちで見かけますよね。でも正直、チャットAIと何が違うのか、いまいちピンと来ていませんか?
私もずっとそうでした。ChatGPTやGeminiに質問して答えをもらう。それ以上のことは、コードが書けない自分には縁遠い世界だと思っていました。
その感覚が変わったのが、今回紹介する「Grok Bot」です。先週あたりから20ドルプランでも使えるようになったので、さっそくブログのネタ収集に組み込んでみました。使ってみて「これはいいな」と思ったところを中心に紹介します。

Grok Botとは? xAIが出したAIエージェントサービス
Grok Botは、X(旧Twitter)でおなじみのxAIが提供しているAIエージェントサービスです。
Grokというチャットツールはすでにありますが、Grok Botはそれの「エージェント版」という位置づけ。チャットで質問に答えてもらうのではなく、役割を与えたBotが自分で考えて動いてくれます。
私が触ってみて感じた、これまでのチャットツールとの一番の違いはここです。
新しいBotを自分で作れる。
Botというのは、それぞれがスキルのように自立して行動してくれる「AI社員」みたいなものです。役割を1つに特化させて、その行動だけを実行してくれます。
これまでのチャットツールは、あくまで「こちらが聞いたことに答えてくれる」だけでした。Grok BotのBotは、与えられた役割に応じて、パソコンの中を操作したり、ネットを調査したり、自分で判断して動きます。

これまでのチャットAIで面倒だったこと
一番わかりやすい例が「X調査Bot」です。
たとえば「昨日1日、Chromebookについてどんな投稿があったか」を知りたいとします。
これまでのAIツールだと、チャットを開いて「Chromebookについて昨日の投稿を調べて」と毎回聞かなければいけませんでした。スケジュール機能があるツールなら「毎朝◯時に収集して」と自動化はできます。でも、それはあくまで単体のタスク。
収集した結果に対して「じゃあこの中で需要がありそうなネタは?」「それを記事にして」とさらにアクションしようとすると、また別のタスクを組むか、チャットで聞き直すしかなかったんです。
私の場合、毎朝それを手でやっていました。地味に時間を食います。

Grok Botのいいところ:Bot同士が自動でやり取りする
Grok Botでも、X調査してまとめるBot、調査結果からネタを作るBot、スプレッドシートにアイデアを書いて指示に変えるBot、といった単体のBotはもちろん作れます。
ただ、本当にすごいのはその先です。
Botをグループにして、Bot同士に自動でやり取りをさせられる。
いわゆる「AIエージェントのオーケストレーション」というやつですね。
やり方は簡単で、「グループチャットを作成」からグループを作って、そこに作ったBotを放り込むだけ。私は「Googlebook、Chromebookネタ集めと投稿」というグループを作りました。

実例:X調査→参謀→記事作成が勝手に回る
私の運用を具体的に書くと、こんな流れです。
- X調査Botが、平日の朝にChromebookやGoogle関連のポストを監視・収集する
- 参謀Bot(私が作った調整役)が、調査内容の中から需要のあるものを探す
- 記事作成Botが、参謀の指示をもとに記事を作る
ここで面白いのが、参謀Botと記事作成Botが「どのネタがいいか」を勝手に議論し始めるところです。私はグループに「調査した内容はブログではなく、1つのニュースにつきGoogleドキュメント1本にまとめて、アイキャッチも作って」と指示を1回投げただけ。
その後は、毎朝6時のChromebookジャーナル向けに、X調査Botとやり取りしながら興味のある記事の原稿を作ってくれるようになりました。

これまでのチャットツールだと、Xを調査した後に「どうやって記事にするか」「どの情報を取捨選択するか」は人の手でやるしかありませんでした。それをAI同士が勝手に状況を判断しながら作り上げていく。ここが一番の違いです。
Claude Codeでもできる。でもGrok Botは「見える」
正直に書くと、こういった機能自体はClaude Codeのチェーンなどでもできなくはないです。
ただ、Grok Botのいいところは、Botを簡単にグループ化してチェーンを作れて、しかも視覚的にわかること。
チャット画面の中で「参謀がこう言って、記事作成がこう返して」と会話形式で流れていくので、何が起きているのかが一目でわかります。コードが書けない私にとって、この「見える」は大事です。

Botのインポート/エクスポートとマーケットプレイス
もう1つ気に入っているのが、Botをインポート・エクスポートできることです。
すでに世界中のいろいろな人が、特定の行動をするBotをマーケットプレイスに公開しています。英語ですが、プロジェクトマネージャー、SEOチェック、セールス、マーケティング、個人用など、ためになりそうなBotがひと通りそろっています。
自分でゼロから作らなくても、公開されているBotを取り込んで使えるのは大きな魅力です。

まとめ:AIエージェントの「最初の一歩」にちょうどいい
Grok Botを使ってみて感じたことをまとめます。
良かったところ
- 役割ごとにBotを作れて、グループに入れるだけでBot同士が連携する
- やり取りがチャット形式で見えるので、何をしているかがわかりやすい
- 公開Botをインポートできるので、ゼロから作らなくていい
- 20ドルプランで使える
気になるところ
- マーケットプレイスのBotは英語がメイン
- Bot同士が勝手に議論するぶん、最初の役割設計が雑だと迷走する(私も参謀Botの指示を何度か直しました)
「AIエージェント」という言葉だけが先行して、いまいちイメージが浮かばない人は多いと思います。そんな人にとって、Grok Botは本当にいい入り口になります。
Botを1つ作って、グループに入れて、もう1つ作って入れる。それだけで「AIが自分で考えて動く」がどういうことか、画面の中で体験できます。
私は毎朝のネタ収集がこれで1つ減りました。気になった方は、ぜひ使ってみてください。
あわせて読みたい関連記事
▶ 【Manus活用】スケジュールタスク×Notionで毎朝のニュース収集を自動化!ブログ発信まで10分で完了する方法
▶ 【Genspark活用法】Clawは使えないけど、AIチャット・画像・ファクトチェックが便利!ブロガーにはおすすめ
