Claudeで作ったスキルをManusにインポートして使う方法
どうも、生成AIをもりもり使っているタケイ(@pcefancom)です。
前回の記事でClaudeのスキル機能について紹介しましたが、実はこのスキル、Claude以外のAIエージェントでも使えます。
その代表がAIエージェント「Manus(マナス)」です。

ManusはAgent Skills Open Standardに対応しており、Claudeで作ったスキルファイルをそのままインポートして使えます。Claudeで一度作ったスキルをManusでも再利用できるので、スキルを作る作業が1回で済むわけです。
実際にやってみたら簡単だったので、手順を紹介します!
Step 1:ClaudeからSkillファイルをダウンロードする
まずはClaude側でスキルファイルをダウンロードします。
Claude apps(Web版・デスクトップ版)の場合、設定画面の「機能」→「スキル」に進むと、自分が作成したカスタムスキルの一覧が表示されます。

ダウンロードしたいスキルを選んで、エクスポートするとskillファイルが取得できます。

スキルファイルの中身はスキルに含まれるプロンプトがそのまま格納されています。
Claude Codeでスキルを作成している場合は、~/.claude/skills に配置しているスキルフォルダをそのままダウンロードすればOKです。
ポイントとしては、SKILL.mdファイルがフォルダの直下に存在していることが重要です。Manusもこのファイルを起点にスキルの内容を読み取るので、フォルダ構成が崩れていると正しく認識されません。
Step 2:Manusにインポートする
ダウンロードしたスキルファイルをManusにインポートします。
手順は以下の通りです。
Manusの画面左側のメインメニューにある「スキル」タブを開きます。 ここにインストール済みのスキル一覧が表示されます。
「+ 追加」ボタンをクリックします。 スキルの追加画面が開きます。

.skillファイルをアップロードします。 Claudeからダウンロードしたスキルのフォルダを選択してアップロードするだけです。
ちなみにZipファイルでも大丈夫です。
※Manusは.zipファイルと.skillファイルの両方に対応しています。
アップロードすると、Manusがスキルの内容を解析して、どんな機能があるか、リスクのある操作が含まれていないかを自動でチェックしてくれます。セキュリティ分析を行ってくれるのはManusならではの安心ポイントですね。
問題がなければスキルがライブラリに追加されます。
ManusはAgent Skills Open Standardを採用しているので、Claudeで作ったSKILL.md形式のスキルがそのまま使えるので、フォーマットの変換は一切必要ありません。

Step 3:プロンプトでスキルが使えることを確認する
スキルがインポートできたら、実際に使えるか確認しましょう。
Manusのチャット入力欄で「/」(スラッシュ)を入力すると、利用可能なスキルの一覧が表示されます。
ここに先ほどインポートしたスキルが表示されていればOKです。選択するとManusがそのスキルの指示内容を読み込んで、ワークフローを実行してくれます。

また、スラッシュコマンドを使わなくても、タスクの内容に関連するスキルがあれば、Manusが自動的に判断して呼び出してくれます。これはClaudeのProgressive Disclosure(段階的開示)と同じ仕組みで、最初はスキルの名前と説明だけを読み込んで、関連性が高いと判断したらSKILL.mdの詳細を読み込み、必要に応じてスクリプトやリソースも読み込むという3段階のプロセスです。
たとえば私が作った「doc-checker」スキルをインポートした場合、Manusに「ブログ記事をチェックして」とお願いするだけで、doc-checkerのワークフローが自動で起動します。

ただし注意点として、Manusのスキル実行中にClaudeのブラウザ版は呼び出せません。
CLIベース(Gemini CLI、Claude CLIなど)のツールならスキル内から呼び出せるので、AI横断的に作業させるならCLI経由でスキルを組むのがおすすめです。
インストールはプロンプトで依頼してもOK!
実はスキルのインストール、手動アップロードだけでなくプロンプトで依頼する方法もあります。
Manusのチャットで「このスキルをインストールして」とお願いして、スキルの内容(SKILL.mdの中身)を貼り付けるだけ。Manusが自動的にスキルとして登録してくれます。

GitHubにあるスキルのURLを渡して「このスキルをインストールして」と依頼するのもアリです。ManusがリポジトリからSKILL.mdを取得して、スキルとして登録してくれます。
また、Manusで成功したワークフローを後からスキル化することも可能です。「さっきの作業をスキルにして」と頼むと、ManusがそのインタラクションフローをSKILL.mdとして自動生成してくれる。これは「うまくいった作業手順をそのまま再利用可能にする」という意味で、非常に実用的な機能です。
さらに、コミュニティが公開しているスキルをAwesome Manusからワンクリックでインポートすることもできます。
SimilarWeb、Yahoo Finance、LinkedIn Searchなど、実用的なスキルがたくさん公開されているので、まずは覗いてみることをおすすめします。

実際に使ってみた感想
実際にClaudeで作ったスキルをManusにインポートして使ってみて感じたのは、スキルにしておくと毎回同じ行動をしてくれるのが本当に便利なことですね。
特に請求書づくりにはすごく役立つと感じました。
レイアウトをスキルで指定しておけば、金額と相手をプロンプトで入力するだけで、毎回同じテンプレートの請求書ができあがる。再現性バッチリです。
ブレインストーミングのスキルも登録しておくと便利です。
「このテーマでアイデア出しして」と言うだけで、毎回同じフレームワークに沿ってアイデアを出してくれる。思考の質がブレなくなります。
そしてClaude Codeで作ったスキルをManusにインポートするメリットとして大きいのは、Manusのクレジットを消費せずにスキルを登録できること。
スキルの作成・調整はClaude Code側でやって、完成版をManusに持っていく。この流れがコスパ的にも最強だと思います。
まとめ|スキルにしておくと毎回同じ行動をしてくれるので便利!
以上、Claudeで作ったスキルをManusにインポートして使う方法を紹介しました!
手順をまとめます。
| ステップ | やること |
|---|---|
| Step 1 | Claudeからスキルファイル(SkillかZIP)をダウンロード |
| Step 2 | ManusのSkillsタブから「+ Add」でアップロード |
| Step 3 | 「/」コマンドまたは通常のプロンプトでスキルが使えることを確認 |
| 応用 | プロンプトでインストール依頼、GitHub経由のインポートも可能 |
Agent Skills Open Standardのおかげで、ClaudeとManusの間でスキルの互換性がある。一度作ったスキルを複数のAIエージェントで使い回せるのは、今後のAI活用において非常に大きなメリットです。
スキルの本質は「再現性のある行動をAIに覚えさせること」。
毎回プロンプトを書き直す手間がなくなり、アウトプットの品質も安定します。
請求書のようなテンプレート系の作業はもちろん、ブログ記事の推敲やリサーチなど、定型化できる作業はどんどんスキルにしていくのがおすすめです。
まだスキルを作ったことがない方は、まずClaude側でskill-creatorを使って1つ作ってみて、それをManusにインポートしてみてください!
